ナゾのFrontier TWO LLCがナゾの土地取引
サンラ各案件投資金の振り込め先、Arius3D株式の一括保有会社、また、サンラ国際信託銀行の債権債務継承会社として、Frontier One, LLC という名前が、サンラ投資者の間ですっかりおなじみとなっている。Frontier One社は、江尻眞理子氏(サンラ・ワールド社長)と増田俊男氏(「時事評論家」)が所有する米国ハワイ州法人(limited liability company=合同会社)である。
Frontier One社の登記情報
http://hbe.ehawaii.gov/cogs/details.html?t=MSTR&fn=23005+C5
最近になって、これとそっくりの社名を持つ Frontier Two, LLC が、昨年8月ハワイ州に設立されていたことが判明した。所有者は同じく江尻氏と増田氏であり、Frontier Oneの兄弟会社的な位置づけらしい。
Frontier Two社の登記情報
http://hbe.ehawaii.gov/cogs/details.html?t=MSTR&fn=55173+C5
別会社を設立した目的はさっぱり見当もつかないが、この会社が昨年10月、ハワイ島(別名 ビッグアイランド)北西部のKohala地区で下記のような土地を購入していたことが分かった。
以下、州登記所(BOC)に記録されたデータから引用
Document No:
L3665920
Recorded:
2007-10-09
Class:
DEED
Grantor(s):
JAMES PAMELA A P C M
JAMES ROGER L
Grantee(s):
FRONTIER TWO LLC
TMK:
3-5-9-006-049-0000
Description:
CTax(30) $8550.00 CT 880275 NOTED ON CT 268062 LOT 762A MAP 121 CONS C117 &C
約3エーカー(12000㎡)の区画を7ロット、購入総額 285万ドルと記録されている。
購入資金の出所も目的(開発?転売?)も定かではないが、時節柄、別会社を作ってまで新規で大きな土地取引に乗り出したことはなんとも不可解に思える。本丸のサンラ・ワールドはどう見ても好調とは思えないし、投資者(債権者)とのトラブルも頻発している状況下である。非常に不透明かつ不審な印象を投資者その他の関係者に与えることは不可避であろう。
(追記)
サンラがネコバ氏の説明を発表していたが、背景説明もない不親切な内容で、読む人はこれでは何のことだか分からないだろう。調べてみると、この貸付債権はサンラ国際信託銀行からFrontier One LLCに継承されたものと分かった。さらにさかのぼると、ネコバ氏(Mortgage Group Inc)からサンラ国際信託銀行に譲渡されていた。
勝手に想像させてもらうと、融資が焦げ付いたので、「借金のカタ」としてこの土地を受け取ったものの、売るに売れないでいる、ということだろうか。訳の分からない曖昧な説明でボカしていることから考えても、投資者(預金者)にとって芳しい状況ではなさそうだ。
サンラの発表は↓
http://sc-jp.jp/20080430frontiertwollc.html
(参考)
ハワイ島不動産税情報
http://www.hawaiipropertytax.com/AccountSearch.asp?mnu=PSearch&submnu=Account
(TMKからの頭の3とハイフンを除いた 59006049 のように入力して検索する。)
現地付近の航空写真(Microsoft)
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